松青ひろば
松青ひろば☆育児講座<発育・発達について>
2016-10-24
13日(木)は、午後から発育・発達についての育児講座がありました。
支援ハウスまつぼっくりにて、まつぼっくりの心理専門委員であります、古川義和先生をお招きしての講座となりました。
日本小児学会で出されてる資料を用意して下さり、とても分かりやすくお話して下さいました。
2歳までは、なるべくテレビなどを見せず、親子で関わる時間がとても大切であり、子どもの成長にも関係してくるということを教わりました。
五感というものは、生まれつき身に付いているけれど、しっかり使わなければ使えなくなってしまうそうです。
※例えば、生まれたチンパンジーの赤ちゃんの目をずっと見えないように数カ月ふさぐ実験をしたところ、そのまま目は見えないままだった・・・
4カ月頃から目を合わせることができ、目が合うとにこっと笑うようになります。
目を合わすということ、これを最初に身につけて欲しいということでした。
そのためには、いないないばぁ~はとても大事なスキンシップになるようです。
また、声を出して泣くということも、赤ちゃんからの『お世話してサイン』です。
しっかり答えてあげることで、子供もしっかり伝えることができるようになります。
そして、人と人が繋がる道具として自然と身に付くのが笑顔です。
親子のやりとりがとても大事になってきますね。
また、お母さん達からも悩みや相談が出ました。
今回は限られた時間の中だったので沢山お答え出来なかったかもしれませんが、またいつでも相談して下さいね。
最初の方で、あまりテレビは見せずと書きましたが、まだまだ自分の体を思うように使えない乳幼児ですので、テレビなどよりも体を沢山使えることを多く経験させたほうがいいようです。
これから、日中も過ごしやすいので、公園で思う存分遊ばせるといいかもしれません。
もちろん松青ひろばもどんどん活用して下さいね!