松青ひろば
松青ひろば☆育児講座<救命講習>
2016-06-27
6月23日(木)は救命講習の育児講座を開講しました。
講師に、消防局OB救急救命士の濱田賢三先生を招いての講座でした。
参加者は少人数ではありましたが、皆さんとても真剣に講話を聴いていました。
これから梅雨の時期、戸外遊びが出来ず、パワーが有り余ってしまう子ども達。
きっとお家の中を走り回ったりと危ない事も沢山ですよね。
そういうお家の中での起こりうるケガや事故など、事例をあげてお話しして下さいました。
他にも、小さい子どもにある、熱性痙攣や誤飲をしてしまった場合の対処法なども教えて頂きました。
また、皆さん、子ども達がお箸や歯ブラシなど食わえて歩き回ったり走り回ったりすることないですか?
そういう時に転んでケガをして救急車を要請する事がよくあるそうです。
『食事のしつけをしっかりすることが一番大切』
ということをお話しされていました。
『トイレットペーパーの穴の中を通る物は口に入る』と考え、誤飲を防ぎましょうということでした。
また、皆さん子どもの検温をする時、脇で計る事が多いと思いますが、一番正常なのは口の中だそうです。そして、脈も脇に近い二の腕の内側が取りやすいということで、皆さん真剣に自分の脈を探してみたり、子どもの脈を確認してみたりしていました(*^-^*)
他にも、頭を打ってしまうことってありますよね。
その時にいち早く異変に気付くためにも、日頃から子どもの頭の形をしっかり確認しておき、あれ?いつもと違う・・・と気づいたら、様子を見て病院を受診するようにということでした。
掴まり立ちをするようになったり、歩けるようになり行動範囲が広がると危なくなるのが、火傷です。
届かないと思って置いていたアツアツのお味噌汁・・・
まさか届いてしまい頭から大火傷を負ってしまったということもよくあります。
危険がいっぱいな台所も子どもは大好きですよね。
少しの油断がケガへと繋がります。
防げる事故を起こさないよう、気を付けたいですね。
実際にぬいぐるみや、子どもを借りて対処の仕方をして見せて頂き、とても分かりやすく教えて下さいました。
是非、本園でも教わった対処法などを参考にし、『もしも』に役立てていけたらと思います。
これから暑い季節、しっかり水分をとり熱中症など十分気を付けて元気に夏を乗り切りましょう!!